為替・外国為替とFXについてまとめてみた

FX

FXを始めると、聞き慣れない言葉が次々に出てきます。

「為替(かわせ)」もその一つ。

よく使われる言葉をひとつひとつ理解していくことで、

FXの世界をより深く、広がりをもって楽しく歩んでいくことができます。

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サンデー西山

この記事では、FXの大元である、『為替の仕組み』をまとめています。

為替とはそもそもなに?


「為替」と聞くと、私たち日本人は「1ドル=115円」といった、ドル円のレートをすぐに想像すると思います。

しかし為替の本来の意味は「現金を使わないで支払いをすること」なんです。

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これを聞いて直感的に理解できる人は、スマホ決済に慣れ親しんだ若者だけかもしれませんね。

海外とくらべて日本の現金使用率はいまだに高く、現金を介さないで支払いが成り立つことに違和感を抱く人も多いでしょう。

為替とは、信用で物やサービスを受け取る仕組み全般をさしています

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身近な例としては、私たち個人が使っているクレジットカードも為替の一つなんです。

クレジットは英語の Credit とのことで、「信用」を意味しています。

毎月安定した収入があれば、契約しているクレジットカード会社が利用者を信用して、先に支払いを済ませてくれています。

カードを使って物を買った人と、お店との取引に現金を介していないので、カード払いは為替の一つなんです。

外国為替取引とは・・外国の異なる通貨と交換すること

「外国為替」という用語もあります。

これは、異なる通貨を使っている国との間で、現金を介さずに信用によって決済することです。

最近では『eBay』などの海外ネット通販を利用する人も増えています。

日本でも海外ネットショッピングが馴染みのあるものになりましたね。

クレジットカード支払いで意識することはないと思いますが、海外の物・サービスと、カード支払い(信用)による取引が成立しています。

では、『外国為替取引』とはなんでしょうか?

これは、それぞれの国で使っている異なる通貨を交換することになります

例えば、日本から台湾にササッと遊びに行く時、いくらかは台湾ドル(TWD)に両替していきますね。

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日本円と台湾ドルを交換しているので、これも立派な外国為替取引なんです。

それでは『FX』とはなんでしょうか。

『FX』は、『外国為替“証拠金”取引』のことで、外国為替取引の延長上にあります。

後ほど解説していきますので、もうしばらく外国為替について見ていきましょう。

為替における世界の三大通貨とは?


FXで頻繁に耳にする「円」「ドル」「ユーロ」は世界の三大通貨と言われていて、国際的に信頼性の高い通貨です。

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日本は世界中の人たちから高い信頼を得ているんです。

通貨というのは、経済面における国の信頼性を測る物差しになります。

経済が成長する事よりも安定性が重視されているためで、それに伴って世界中での取引量が多くなります。

為替の3大通貨 ドルについて

三大通貨の中でも最大の取引量を誇るのが金融大国アメリカのドルです。

ドルというのは、アメリカのドルの他に、

オーストラリア、カナダなどでも別のドルが存在するために、

『米国ドル』や『米ドル』と呼ばれています。

米ドルは国際貿易の決済に広く使われていて、日本を代表するトヨタ自動車やソニーなどの国際優良企業も、ビジネスにおける決済で大量の米ドルを介しています。

為替の3大通貨 ユーロについて

次に取引量が多いのはユーロ(EUR)です。1999年1月1日に西側ヨーロッパ諸国を中心に、経済圏を欧州連合として統一したときに作られました。

ドルや円とくらべて歴史は浅いものの、発足当初は11カ国だった導入国が、2021年1月時点で19カ国に至り、取引量で世界第2位を維持しています。

為替の3大通貨 日本円について

そして第3位が我が国日本の円(JPY)です。

「国と地方の借金が2021年時点で1200兆円を超えているのになんで?」と思われるかもしれませんね。

ざっくりとした理由は、

  • 日本国民全員でもっているお金が約1400兆円ある
  • 企業は海外にたくさんの資産を持っている
  • 日本国自体が不動産をもっていてお金持ち

などがあげられます。

付け加えるなら、最先端技術によって経済の未来を明るくする、規模を大きくできる能力を兼ね備えていることも高く評価されています。

ちなみにFXで大人気の通貨である『イギリスのポンド(GBP)』は、第二次世界大戦以降に主役の座から後退しました。

アメリカが国力を増していく一方で、イギリスは衰えていき、それに伴い基軸通貨がポンドから米ドルへと変わっていきました。

通貨の歴史を紐解くことは、戦争の歴史をひもとくことにもつながっていきます。

そして、忘れてならないのは中国。

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2021年のGDP成長率は鈍化したものの「人民元」も国際的な力を高めており、四大通貨の時代も近いうちに訪れるかもしれません。

為替におけるメジャーカレンシーとは? 取引量の多い5つの通貨


先に紹介した「米ドル」「ユーロ」「円」に、

イギリスの「ポンド」とスイスの「フラン」を加えた5つの通貨をメジャーカレンシーと呼んでいます。

場合によっては、オーストラリアの豪ドル(AUD)を含めることもあるようです。

FXでは、取引量が多くて急激な変動の少ないメジャーカレンシーの通貨ペアを取引対象とするのが基本になります。

  • 米ドルと円
  • ユーロと米ドル
  • ポンドと米ドル
  • フランと円

などですね。

人気のFX自動売買ツールでも、『メジャーカレンシー』を対象に運用されているシステムが多いです。

関連記事
米ドル円、フラン円を運用

ポンドドル、ポンド円を運用

為替のまとめ


インターネットで海外とのやりとりも増えているし、

クレジットカードやキャッシュレスの支払いも増え、

今後ますます為替の重要性は増してくると予想されます。

為替を知る事は国内だけでなく海外にも目を向ける事になり、

もちろん『FX』などの仕組みを使う事で稼ぐことだって可能な時代になっています。

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サンデー西山

しっかりと知識をつけて、大切な資産を守りながら、うまく稼いでいきたいもんですね。

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サンデー西山

平日にFXとCFDのデイトレードを実施しながら、 合間にFX関連のライター業も担当。

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