FX ループイフダンのメリットやデメリットをわかりやすく紹介『初心者向け』

FXシステム(ツール)

FXでは稼いでいる人の数だけ手法があるといってもいいほど、数多くの手法があります。

今回紹介するのは、『ループイフダン』という手法です。

手法というよりも、注文方法といったほうが正しいかもしれませんが、ループイフダンは取り扱っている証券会社が提供するツールのひとつです。

ここでは、ループイフダンとはなにか、ループイフダンのメリットやデメリット、そしてループイフダンで稼げるようになるためのコツについて紹介してきます。

FXのループイフダンとは?


ループイフダンは「ひまわり証券」と「アイネット証券」という国内のFX業者が提供している自動売買ツールになります。

自動売買ツールといえば、24時間稼働させて、買い注文や売り注文、利益確定や損切りを自動で行うことで、自分ではトレードせずにほったらかしで利益を積み上げていくFXのツールとして有名です。

ループイフダンとは、あらかじめ決めておいた為替レートの範囲内で買いと売りの注文を繰り返して、利益を積み上げていく手法です。

例えば、「〇円になったら買い、△円になったら売り」という条件で、利益確定の金額も同時に設定しておきます。

通常のイフダン注文であれば、1回の注文が実施されると、次の注文をし直さないといけませんが、ループイフダンでは注文が自動で復活して、条件があえば再度ポジションをとるようになります。

つまり、注文が1回で終わるのではなく、何回もループするのです。

自分でも何度も繰り返して買ったり売ったりすることは可能です。

しかしながら、24時間チャートに張り付くことはほぼ不可能ですし、細かく何回もトレードをすることはできません。

実際に自分でトレードした場合とループイフダンを利用したときのトレード回数と利益額について紹介します。

参照元:アイネット証券( target=”_blank”>https://inet-sec.co.jp/systrd/

取引回数も利益額も大きく異なっています。

そもそも相場が上がったり下がったりを繰り返しているので、それを上手く使い、一定の値幅レートが動いたら自動で売買を行うだけでいいのです。

fxのループイフダンのメリット 簡単でメンタルにも優しい


ループイフダンにはいくつかのメリットがあります。

まずは初心者でもはじめやすいことです。

ループイフダンは必要な設定さえすれば、勝手に売買を繰り返す自動売買ツールです。

その設定は、注文のタイプ(買いか売りか)と値幅(利益確定の幅)と取引する通貨ペアです。
例えば、通貨ペアはドル円で相場が上場すると思えば買い注文、利益確定の幅を15銭という感じです。

一度設定すればあとは相場が動けば、上記の注文に従って売買を繰り返すだけです。

そのため、日中忙しいサラリーマンや主婦の方でもチャートを見ることなく売買ができてしまい、さらには24時間取引が可能なので寝ている間も利益を積み上げてくれるのがメリットです。

また、FXはメンタルが非常に大事だと言われています。

特に裁量トレードの場合は、一度負けてしまうと、次は大きく勝とうと思って取引量を増やしたり、損切りを行わなかったりしてしまいがちです。

稀にうまくいくこともあるかもしれませんが、FXは1回のトレードで資金の大半を失くしてしまう可能性があるのです。

メンタルを常に冷静に保つのは非常に難しいのですが、ループイフダンの場合では自動で機械的にトレードを行うのでメンタルでトレードがぶれてしまうことがありません。

fxループイフダンのデメリット


メリットがあれば当然デメリットもあります。

ループイフダンのデメリットは利益確定を細かく実行することが多いため、1回のトレードでの利益が少なくなってしまうことです。

回数を重ねることで利益を積み上げていくので問題はないかもしれませんが、スプレッドの分が多少無駄になってしまいます。

さらには、ループイフダンのツールの場合、他の証券会社で提供しているスプレッドよりも広い傾向にあります。

その点が気になる人はデメリットになるのではないでしょうか。

fxでループイフダンを使って稼ぐコツ


ループイフダンは細かく利益を積み上げていく方法だと紹介しました。このツールのコツは、利益確定の値幅の設定にあります。

値幅を大きくすることで、1回のトレードの利益は大きくなります。
さらにはデメリットでもあるスプレッドの影響も受けにくいのですが、トレード回数が少なくなり、ループイフダンの恩恵をあまり受けにくくなってしまいます。

それに対して、値幅を狭くすると取引の回数が増えて、大きく相場が動かない時でも着実に利益を積み上げていくことになります。

また、相場が一方通行になった時が問題になるのです。

チャートで下落トレンドになった時、買い注文だけを入れてしまうと、ポジションの数がどんどん増えていき、損失が雪だるま式に増えていくことがあります。

そのため、必ず損切りの設定をしておくことが必要なのです。

この損切りをしないがために、1度の暴落や暴騰で資金の大半を失ってしまうことが多々あります。

日足や週足などの長期足で重要なラインを抜けるポイントに損切りの注文をいれておくようにしましょう。

損切りしたときは複数のポジションが一気にドカンと損失を出すかもしれませんが、それまでにコツコツと利益を積み上げているので、結果的にプラスで終われていればOKなのです。

したがって、あらかじめ許容できる損切り額を決めておくもの必要でしょう。

fxのループイフダンについてのまとめ


以上のように、FXでのループイフダンについてメリットやデメリット、使い方のコツなどを解説してきました。
初心者のかたでも比較的に簡単に取り組みやすい手法ですので、興味があれば是非一度試してみることをお勧めします。

ビックボス 村上ビックボス 村上

ビックボス 村上

FXのリアルトレードは15年超、現役のトレーダー。 主夫業をしながら趣味をかねてFXの記事執筆も行っている。

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