テクニカル分析のおすすめ『6選』【FX初心者向け】

FX分析方法

●FX初心者の悩み

  • 初心者にとっておすすめのFXテクニカル分析は何なのか
  • FXテクニカル分析を選ぶ際のポイントは何なのか
  • FXテクニカル分析の選定方法はどういったものがあるのか

上記のようにFXテクニカル分析初心者に向けて書いています。

本記事ではそういった悩みに対して、解決する思考を記しています。

今回は、初心者におすすめのFXテクニカル分析から話していきます。

この記事で解説する「テクニカル分析の仕組み」を理解すれば、FX初心者でも使いやすいテクニカル分析手法を見つけることができます。

それでは、以下でテクニカル分析の「仕組み」や「基礎用語」について紹介します。

テクニカル分析おすすめその1 移動平均線

移動平均線とは、一定期間の平均価格を算出して平均値を折れ線グラフのように表したものです。

グラフで平均価格の流れを見ることができ、相場が過去よりも高いのか安いのかを判断できます。

テクニカル分析による移動平均線は、以下のような使い方が一般的とされています。

・短期の平均線が中期の平均線を下から上へ超えた
→買いのサイン
・短期の平均線が中期の平均線を上から下へ割り込んだ
→売りのサイン

移動平均線は、《短期線・中期線・長期線》といった3種類があります。

期間の違う平均線を組み合わせると平均線がクロスする瞬間があり、そのタイミングで買いなのか売りなのかを上記のように分析することが可能です。

また、平均線が上に伸びている状態を「上昇トレンド」、平均線が下に伸びている状態を「下降トレンド」といわれています。

移動平均線をチェックすることで、現在のトレンドを把握することができるというわけです。

テクニカル分析おすすめその2 ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは、移動平均線の上下に3本ずつ引かれる標準偏差をもとにした線のことです。

上側の線は移動平均線に近い方から1σ(シグマ)・2σ・3σといい、下側の線は同じく移動平均線に近い方から-1σ・-2σ・-3σといいます。

まるで地層のようにも見えるこの線(バンド)は、価格の変動の大きさを示すもので、値動きにばらつきがあるほど幅が広くなります。

バンドの幅が広い状態をエクスパンションといい、トレンドのサインです。このとき上昇トレンドであれば、バンドの幅が開き始めたタイミングが買いとなります。

ボリンジャーバンドで重要なのは、価格の変動が各σごとの範囲内に収まる確率が示されていることです。

たとえば、2σと-2σの間に収まる確率はおよそ95%であり、一時的にバンドの外側に抜けたとしても、高い確率で内側に戻ることが予想されるため、逆張りの指標としても使われます。

テクニカル分析おすすめその3 一目均衡表

一目均衡表とは、相場の均衡状態を捉えるテクニカル指標で、基準線、転換線、遅行スパン、上昇雲(先行スパンa)、下降雲(先行スパンb)、及び上昇雲と下降雲で作られる抵抗帯(雲)を参考に将来の相場を予測する指標です。

非常に複雑な仕組みで様々な使い方が可能ですが、一目均衡表を活用した代表的なテクニカル分析手法についてご紹介します。

一目均衡表の「雲」と呼ばる部分は、見た目のわかりやすさから多くのトレーダーに使用されています。「雲」を表示させると、抵抗帯や支持帯がわかります。

雲を突き抜けた時がトレンド変換サインと判断するのが一般的です。雲が薄い時はトレンドが変換しやすいと考えられます。

一目均衡表は大変便利なものですが、それ一本で使用するというよりは、他のテクニカル指標と組み合わせて使用するとより威力を増します。

表示していて邪魔と感じない方は、大変役立つテクニカル指標となるため是非使いこなして頂きたいです。

テクニカル分析おすすめその4 MACD

様々なタイプの移動平均線から統計をとった数値で、今は買い相場なのか売り相場なのか、上昇・下降の目安となるインジケーターです。

一目で相場の勢いや流れを確認できるので、スキャルピングでも迅速な相場分析にて活用して頂けます。

MACDでは、独自の移動平均線を使った分析にて2本の線とボリュームバーが表示されます。

表示される2本の線は、

  • MACD線
  • シグナル線
  • 上下に表示されるバーは、

    • 上の伸びる線が買い圧力
    • 下に伸びる線が売り圧力

    MACDは、基本的に単独ではなく、移動平均線やボリンジャーバンド、その他の分析手法を補強するデータとして使われることが多いです。

    分析結果の裏付けをとる時に参考になるでしょう。

    テクニカル分析おすすめその5 ストキャスティクス

    ストキャスティクスは、相場の行きすぎを判断して、相場の反転サインを出す指標です。

    ラインが、上限・下限に達すると、その方向への行きすぎを示します。

    少し難しいですが、上限・下限から抜けて、中段からまた反転した時が、強いトレンド継続の押し目となる可能性があります。

    どのオシレーターにもいえますが、それ単体で判断する事はありません。

    移動平均線プラス、オシレーター(1つ2つぐらい)がベストです。

    指標は、相場の動きを可視化するための素晴らしいツールです。

    シンプルに判断をするために、自分にあった指標を選ぶことが大事です。

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    テクニカル分析おすすめその6 RSI

    RSIは売買の度合いのレベルを視覚的に分かりやすく示してくれます。

    「買われ過ぎ」なのか「売られ過ぎ」なのか、直観的に見極めることができ、

    「買われ過ぎ」のレベルであれば、「売り」

    「売られ過ぎ」のレベルであれば、「買い」というように

    初めての人でも直観的に判断できるので、とても使いやすい逆張り用のツールとなります。

    テクニカル分析おすすめ まとめ

    FXスキャルピングで迅速で瞬間的な相場分析を行っていかねばなりません。

    勝率を挙げていくためには、早く分析するだけでなく正確であることが重要になります。

    数え切れないほどの分析手法がある中、それぞれ単独では完璧だとはいえません。

    より正確に相場を読むためには、より多くの裏付け・根拠を収集する必要があります。

    時間に追われがちなスキャルピングトレードでも、いくつか主要なインジケーターが使いこなせれば有利なトレードが実現できます。

    ぜひ、今回ご紹介したインジケーターを、より高度な分析手法の開拓にお役立て下さい。

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    やんばる・D

    FX経験1年弱。強者どものFX経験者に囲まれ、なめられないようにと髪をかきあげテンパりぎみ。さくっとサイドFIREを目指す。

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