Fxのライントレードを身につけよう!
Fxの『ライントレード』という手法は、テクニカル分析を行う上での代表的な手法の1つです。
見た目としてはわかりやすく、初心者からも取り組みやすい手法の1つであると言えます。
今回はライントレードの手法について、その取り組み方と注意する点、儲ける方法についてまとめてみることにします。
fxのライントレードで引くラインの種類
ライントレードでは、大きく2つのパターンがあります。
上昇・下降トレンドが発生している際に引く『トレンドライン』と、
レンジ相場の際に引く、『サポートライン・レジスタンスライン』の2種類です。
トレンドラインの基本的な引き方としては、上昇トレンドの際には、上昇している中での一番低い位置にラインを引きます。
逆に下降トレンドの際には、一番高い位置にラインを引きます。
トレンドと逆方向に動いていた相場が、ラインに当たり反発して、トレンドと同じ方向に動き始めた所が、トレンドラインでのポジションを持つポイントになります。
レンジ相場の場合は、『ラインブレイク』と言って、ラインを割って上昇・下降し始めた場合、トレンドが発生することが多いので、ラインを突き破って突破した所がエントリーポイントとなります。
fxでライントレードによる稼ぎ方
まず、時間足はなるべく長期足を使用した方が良いです。
5分足や15分足を使用すると、特にレンジ相場でのラインブレイクの際は騙しが多く、ブレイクしてエントリーしたのはいいがまたレンジに戻ってきてしまい、結局損切りになるパターンが多いです。
長期足の方が、騙しになる確率は低くなります。
レンジ相場のラインブレイクの際のエントリーのタイミングについては、
個人差はあると思いますが、私は1度ブレイクして、戻ってきて、再上昇した時にエントリーをしています。
1度目でエントリーすると、やはり騙しだった時に損切りになってしまうからです。
あとは重要な経済指標の発表前ではないかなど、ファンダメンタル要素も気にしておきます。
レンジやトレンドの途中であっても、経済指標の発表によって全く逆側に動き出した、ということはままあるからです。
トレンドでは、ラインにタッチしたのが何回目なのかを確認します。
既に何回もタッチしていて、勢いがなくなってきている場合、逆側に動く可能性もあります。
トレンドの最初の方であれば、まだまだ勢いがあると思われるので、エントリーしてトレンドが続けば、大きな利益を得ることができます。
決済のタイミングは、レンジブレイクの場合、サポートラインがレジスタンスラインとして機能したりすることが多いので、その前の相場を見て私はラインを引いたりします。
トレンドの際の決済ポイントは、『フィボナッチ・リトレースメント』を使ったりします。
これは例えば直近最安値からどの程度戻るかを想定したもので、38.2、61.8%などがよく使われたりします。
直近最安値から、高値をつけた所で下降トレンドに入り、ラインを引いてエントリーしたとします。
すると、最安値と高値で『フィボナッチ・リトレースメント』を確認して、61.8%のところを決済ポイントとする、などです。
fxのライントレードの注意点
ライントレードの注意点としては、ラインは特に確実なものではない、ということです。
あくまで目安として引いているだけですので、想定外の動きをすることもありますし、ラインだと思って引いていた所ではなく、別の所がラインとして機能していた、ということも起こり得ます。
自分の引いたラインに過信をしないで、他の要素も2つ3つ検討してみて、
例えば3つの要素が揃ったら自分はエントリーする事にするなどルールを決めて、
ルール通りにエントリーしていくことが大切だと感じています。
ラインを引く数については特に制限はなく、どう引いたらやりやすいかを実践しながら試していきましょう。
ラインの数が多い方がやりやすい方もいれば、最低限引いた方が迷わないのでやりやすい、という方もいます。
自分自身がトレードしやすくなるラインの引き方を見つけていきましょう。
基本的には長期足の方が騙しが少ないので、
1時間足・4時間足、もしくは日足・週足・月足など、自身のトレードスタイルにもよりますが、これらの時間足でラインを引いた方がいいとは考えます。
トレンドの転換点を見極める時だけは、初動は短期足から動き出しますので、
短期足を見てエントリーのタイミングを図り、その後は長期足で見ていく、といった形を取るのが良いでしょう。
FXのライントレードのまとめ
ライントレードは、まず長期足を見て、トレンドの場合はトレンドライン、レンジ相場の場合はサポート・レジスタンスラインなどを引きます。
エントリタイミングは短期足でタイミングを図りますが、騙しもあるので、
初動ではなく、2回目3回目の動きだしを狙う方が安定します。
ラインだけでエントリーのタイミングを決めるのではなく、例えばファンダメンタル要素であったり、移動平均線でも良いし、2つ3つの要素が揃った時にエントリーし、決済はラインに着いた時等、ラインを1つの参考にして、ご自分なりのトレード方法を確立していくといいでしょう。
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