スキャルピングでFX初心者が注意すべき4つの事とは?稼ぐ3つのコツもあわせて紹介

FXの取引手法

FXのなかでも人気が高い取引手法のひとつに『スキャルピング』があります。

日中チャートを見ていられないサラリーマンに人気です。

その理由はサクッと短時間でトレードを完結できるからでしょう。

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ビッグボス村上

人気の『スキャルピング』についての注意点と稼ぐコツについて紹介していきます。

スキャルピングでの注意点


まずはスキャルピングで注意しておくべきことについて4つ挙げてみました。

  • 損切りを行う
  • スプレッドも気にかける
  • 経済指標か必ずチェック
  • FX会社がスキャルピングOKかどうか

それぞれ詳しくみていきましょう。

スキャルピングで注意することその1 損切

FXでは損切をしなければならないとよく言われています。

ポジションをずっと持ち続ければレートが戻って損失が解消するかもしれません。

しかし、100%戻ってくるという事はありえませんし、そのままずるずるとレートが損失方向に行って、強制ロスカットされることもしばしばです。

FXトレーダーなら誰しもが一度は経験していることです。

特にスキャルピングに関して、損切が必要と言われています。

その理由は『リスクリワード』と『資金効率』です。

損切りが必要な理由その1 リスクリワード

『リスクリワード』というのは、リスクに対してリワード(利益)の比率のことです。

スキャルピングでは1回の利益は数pipsほどなので、損切の幅は狭くしておく必要があります。

2pips×10回で20pipsを稼いだのに、損切をためらってしまい25pipsも負けてしまうことだってありえます。

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金額だけの話ではなく、トレードに使った時間や精神的なダメージも大きいことでしょう。

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損切りが必要な理由 その2 資金効率

2つ目は資金効率についてです。

スキャルピングは何回もトレードを繰り返して利益を積み上げていきます。

しかし、含み損を抱えたポジションがあれば、そのポジション分の証拠金が必要なため、チャンスと思ってエントリーしようと思っても、証拠金が足りなくてエントリーできない可能性もあります。

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あらかじめ自分で決めた損切位置にレートがきたら、機械的にポジションを決済することが必要なのです。

スキャルピングで注意することその2 スプレッドを気に掛ける

『スプレッド』というのは、通貨ペアの買いと売りのレートの差のことをいいます。

国内FX会社ではドル円に関して0.5pips以下の会社が多いです。

たかが0.5pipsかもしれませんが、目標の利益pips数が2pipsであったとすれば、少なくとも2.5pips以上を取る必要があります。

では、スプレッドが2pipsであったとすると、4pips以上を稼がなければなりません。

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1回だけのトレードであれば問題はありませんが、これが10回も繰り返すとなると、10pips以上の差がついてしまいます。

スキャルピングで注意することその3 経済指標は必ずチェック

各国の経済状態によって、通貨の価値は上がったり下がったりしていますので、発表される経済指標で大きく変動します。

ほぼ毎日どこかの国の経済指標が発表されています。

特にアメリカの雇用統計や各国の政策金利発表時は為替レートが大きく動きます。

それらの発表で上か下か、どちらに動くか誰もわかりません。

そんなときにポジションを持ったり、トレードをするのはギャンブルと同じです。

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できれば、指標発表される前にポジションを決済しておきたいです。

スキャルピングで注意することその4 FX会社がスキャルピングOKかどうか

FX会社によってはスキャルピングを禁止している会社もあります。

スキャルピングは短時間で少ないpipsでトレードを何回も繰り返すので、ロット数を大きくして1回の利益を大きくしようとする人が多くいます。

頻繁にその行為をされてしまうと、FX会社のサーバーに大きな負荷をかけてしまい、最悪の場合サーバーが止まってしまうことが考えられます。

それを嫌がるFX会社は禁止しているのです。

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スキャルピングで稼ぐ前には、FX会社の取引要綱を確認し、短期売買が問題ないかを確認しておきましょう。

初心者がスキャルピングで稼ぐコツ


ここではFX初心者がスキャルピングで稼ぐためのコツについて、3つの項目で紹介してきます。

  • 最適な通貨ペア ドル円
  • スキャルピングに向いている時間帯
  • スキャルピングで使う時間足

それぞれ詳しくみていきます。

スキャルピングで稼ぐコツその1 最適な通貨ペア->ドル円

ドル円は日本人にはFXをやっていなくてもなじみが深い通貨で、
ニュースなどで今日のドル円は〇〇円と、日経平均と一緒に紹介されています。

そんなドル円ですが、他の通貨ペアと比較して値動きが大きくありません。

例えば、よく動くと言われているポンド円は1日で100pips以上の値幅の時がありますが、ドル円の場合は数十pips程度しかありません。

値動きが少ないのでスキャルピング向けではないという人もいますが、初心者でFXに慣れてない人にとっては値動きが激しすぎるのは難易度が高いです。

上に下に為替レートが動き、相場の流れをうまく理解しないと、損切ばかりする羽目になります。

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ドル円は相場がなだらかなので、流れをつかみやすく、トレードの難易度がそこまで高くありません。

スキャルピングで稼ぐコツその2 むいている時間帯

スキャルピングしやすい時間帯はというと、値動きが安定している時間帯になります。

経済指標の発表が多くある時間帯や、
各国の市場がオープン、クローズする時間帯はレートが突発的な値動きをすることが多く、初心者の方が稼ぐには難易度が高い場合が多いです。

  • 東京時間であれば朝11時から15時まで
  • 欧州市場であれば19時から21時まで
  • ニューヨーク時間であれば深夜1時以降

がスキャルピングに向いている時間帯と言えます。

スキャルピングで稼ぐコツその3 使う時間足

スキャルピングで使う時間足はというと、1分足と5分足を使用します。

しかしながら、この2つの時間足だけしか見ないという訳ではなく、1時間や4時間足も見たほうがいいでしょう。

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時間が長い長期足でだいたいの流れをつかんで、1分足や5分足でエントリーをすることになります。

例えば、1時間足で買いの勢いが強いなぁと判断した場合は短い足で買いのエントリーを、
逆に下方向だと思えば売りしかしないという感じです。

上がる下がるのトレンドは長い時間足の方向にそって動くことが多いため、上位足の流れを掴んでトレードをすれば、スキャルピングの勝率を上げることが可能になるわけです。

スキャルピングのコツまとめ


FXを始めたばかりの初心者の人向けにスキャルピングの注意点やコツを紹介してきました。

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スキャルピングはスキルが必要なトレード方法ですが、慣れてくると安定してさっと利益を出すことができます。トレードを重ねて、勝てるようになっていきましょう。

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ビックボス 村上

FXのリアルトレードは15年超、現役のトレーダー。 主夫業をしながら趣味をかねてFXの記事執筆も行っている。

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