FXでおすすめのオシレーター系のテクニカル分析『3選』

FX分析方法

FXをやっている人にとってテクニカル分析は必須の分析ツールです。

FX初心者の方にはテクニカル分析はちょっと難しそうというイメージがあるかもしれませんが、トレードで稼ぐためには避けては通れません。

実は以外に簡単で、活用することができます。

ここでは、おすすめのオシレーター系のテクニカル分析について紹介していきます。

オシレーター系のテクニカル分析おすすめ

テクニカル分析は、縦軸に為替レート・横軸に時間でグラフ化したチャートというものを使って、今後の為替レートの動きを予測する分析方法です。

テクニカル分析には大きく分けて2つの種類があります。

トレンド系とオシレーター系と呼ばれるものです。

オシレーター系とは相場の反転を狙ってトレードするための分析方法です。

レートが上昇傾向にあるときにその上限を予測して売ったり、下落傾向にあるときに下限を予測して買うなどです。

上がったものは必ず下がる、それは振り子の運動のようなもので、そのようなトレードは逆張りとよばれています。

ここでは、おすすめのオシレーター系の分析方法を3つ紹介していきます。

FX オシレータ系のおすすめ分析方法その1 RSI

RSIは『Relative Strength Index』の頭文字をとったもので、相対力指数と訳されており、一定期間の上げ幅と下げ幅から0~100%の間の指数を計算しています。

計算した指数が0~50%までの場合は下落相場、50~100%までの場合を上昇相場といわれています。

ただし、指数が70%以上の場合は買われすぎとされて売りを検討するサインになり、30%以下の場合は売られすぎと判断して買いを検討することになります。

RSIをチャート上に表示させると上記のような感じになり、下部のように別ウィンドで表示されます。

30%や70%のラインを表示させることで、視覚的にわかりやすく表示させることができます。

FXオシレータ系のおすすめ分析方法その2 MACD

MACDは『移動平均収束乖離トレード法』と、

日本語で訳するとちょっと難しい表現になります。

MACDでは2つのラインを利用しており、それらのラインは移動平均線に似ています。

MACDをチャート上に表示させると、以下のようになります。

MACDではMACDライン(グレイ)とMACDシグナルライン(赤)の2つのラインを使用されており、これらはEMA(指数平滑移動平均)から計算されたラインです。

この2つのラインが交差したときに、売買を実行することがMACDの主な活用方法です。

MACDラインがシグナルラインを上に抜けたときのことをゴールデンクロス、下に抜けたときがデッドクロスと呼ばれており、ゴールデンクロスで買いの注文を、デッドクロスでは売りの注文を入れるのが主な手法です。

FXオシレータ系のおすすめ分析方法その3 ストキャスティクス

ストキャスティクスはRSIと非常に似ています。

過去の値動きを参考にして、上限と下限を設定して、現在のレートが何%にあるのかを示す分析方法です。

表示方法などはRSIと似ているのですが、大きな違いはというと、

RSIは上げ幅と下げ幅から%を割り出していますが、ストキャスティクスは最高値と最安値から計算しています。

ストキャスティクスをチャート上に表示させると、下記のようにチャート下部に別ウィンドゥで表示されます。

RSIと比べてストキャスティクスは上下の振れ幅が非常に大きく、トゲトゲしているイメージではないでしょうか。

これは、RSIの場合はどれくらい上がったか下がったかから%を割り出しているので極端な数字が出にくいのに対して、ス
トキャスティクスは値から算出しているので、0%に近い数字や100%に近い数字が出にくい傾向になります。

使い方はRSIと同じで、

80%~100%などの上限付近になったら売りを、0%~20%などの下限付近になったら買いを検討するというやり方です。

FXテクニカル分析の注意点


テクニカル分析は証券会社が配布しているチャートにツールを入れれば誰でも簡単に利用できます。

統計学的に信頼度が高い分析方法ですが、投資で勝っている人が世の中には10%しかいないと言われるほど、そう簡単ではありません。

簡単なものから使ってみる

小学生はまずは足し算引き算からスタートして、
高校では微分積分といったように、
まずは簡単なものからスタートして、だんだんと難しいものを理解していくことが、学ぶことの定石です。

いきなり難しいものに手を出してもチンプンカンプンになってしまいますので、まずはここで紹介しているような簡単なテクニカル分析を理解して取り入れていくようにしましょう。

複数のツールを組み合わせる

テクニカル分析はトレンド系とオシレーター系の2種類のパターンがあります。

これらを組み合わせて使用することで、エントリーを厳選できリスクを回避することができます。

状況や相場によって使い分けたり、その場で最善の選択ができるようになるために、複数の分析方法を覚えておいたほうがいいでしょう。

FXオシレーター系テクニカル分析のまとめ


オシレーター系のテクニカル分析について紹介してきました。

以前に紹介したトレンド系のテクニカル分析らと合わせると6種類もあります。

これらだけでもちゃんと理解すればFX相場でも十分戦えるのではないでしょうか。

一度覚えてしまえば、応用的な分析もできて長く使えるものが多いので、ぜひ習得していきましょう。

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ビックボス 村上ビックボス 村上

ビックボス 村上

FXのリアルトレードは15年超、現役のトレーダー。 主夫業をしながら趣味をかねてFXの記事執筆も行っている。

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