FXのネックラインの活用方法をまとめてみた【トレンド転換が分かり利益に直結する！？】

『ネックライン』は、トレンドの転換を見極めるのに大いに役に立つラインです。

知識として持っていないとなかなか見つけることはできません。

そこで今回は、ネックラインの活用法や注意点を含めて解説していきます。

ホリデイ田中

この記事を読むと、FXでネックラインを活用することができるようになるでしょう。

FXのネックラインとは?

ネックラインとは、高値圏・安値圏におけるトレンド転換の兆しとして用いられるラインで、相場の方向性を見極めるのに効果的です。

FXだけでなく、株式投資や仮想通貨の相場にも活用することができるため覚えておいて損はないでしょう。

また、ダブルトップなどのチャートパターンと組み合わせることでより効力が増すためおすすめです。

引き方としては、

ダブルトップなら谷、ダブルボトムなら山に合わせて水平線を引きます。

引き方は特段意識することはなく、おおよそで構いません。

ネックラインの活用方法

ネックラインはトレンドの転換を判断するために活用するのが一般的です。

時間足が大きくなるほど、ネックラインの重要度も比例して大きくなります。

ネックラインの具体的な活用方法は以下の通りです。

• ネックラインを割ったら、割った方向に順張り
• ネックラインを割らなければ、トレンド継続とみなしトレンド方向にエントリー

また、ネックラインだけで判断するのは心もとないという方は、エントリールールを1つ追加すると良いです。

例えば、

• ダブルトップ（ダブルボトム）なら割る可能性が高いのではと構えておく
• 3回以上ネックラインで反発したらトレンド方向にエントリーする準備をする

などがあります。

ホリデイ田中

ネックラインと合わせて、トレンドの転換を掴むことができたらかなり有利になるでしょう。

ネックラインがおすすめの人

ネックラインを活用するとトレードのレベルが上がるのは以下の人です。

• 長期足を軸にして取引を行っている人
• トレンド転換を狙った取引手法を持っている人
• トレンドの終わりや転換を読み取るのが苦手な人

特にトレンドのおわりが読み取れない、転換する場所がいまいち分からないという人はネックラインを意識するだけでエントリーがしやすくなるでしょう。

トレンド転換を狙うのは容易なことではありませんが、掴むことができれば大きな利益を生み出すことができます。

ホリデイ田中

まずは、日々の相場観察においてネックラインがどのように出るのか見ることをおすすめします。

ネックラインの注意点とは

ここでは、ネックラインの注意点について見ていきましょう。

• レンジ内では使わない
• ネックラインは手法ではない
• ネックラインの逆ブレイクに注意

レンジ内では使わない

ネックラインは、レンジ内では効力を発揮しません。

特にボックスレンジの時は、ネックラインではなく『サポートライン』と『レジスタンスライン』が引けるため、ネックラインは使用しません。

トレンドとレンジの見極めには、『ADX』や『一目均衡表』を見ることによって瞬時に判断することが可能です。

ホリデイ田中

トレンドかレンジかを判断した後、ネックラインが引けるかどうか分析していきましょう。

ネックラインは手法ではない

ネックラインは手法ではなく、あくまでラインです。

ネックラインのみを使用して取引するのは、あまりおすすめできません。

ホリデイ田中

僕のイメージの中でネックラインは、『サポートライン』や『レジスタンスライン』と同等の信頼度です。

利くときもあれば、全く聞かない時もあるのでネックラインのみを信じて取引を行うのはリスキーといえるでしょう。

ネックラインを手法に取り入れたいのであれば、『インジケーター』や『オシレーター』が軸にある手法と組み合わせると良いです。

正しい使い方をして効果を最大限、発揮させましょう。

ネックラインの逆ブレイクに注意

ネックラインを使っていると1度ブレイクして再度ブレイクされることがあります。

黄色丸のように下落を見せたものの再度上昇する、騙しのような動きもあるので注意してください。

一度ブレイクしたからといって油断していると痛い目にあいます。

対策としては、一度ブレイクしてブレイク方向にエントリーし、含み益になったら同値のラインに逆指値を入れましょう。

最悪、損益0で終わらすことができるためおすすめです。

ホリデイ田中

利益が無くなってしまって辛い感情が生まれますが、損失を出していない時点で勝ちトレードなため落ち込まないでください。

ネックラインのまとめ

ネックラインは、トレンド相場で正しい使い方をすれば、転換を察知することができるラインです。

引き方も特段難しくないため、まずは引く練習をして慣れてみましょう。

最後にネックラインのポイントを見ていきましょう。

• ネックラインは高値圏・安値圏におけるトレンド転換の兆しとして用いられるライン
• 引き方はダブルトップなら谷、ダブルボトムなら山に合わせて引く
• ネックラインとその他インジケーターなどと組み合わせると良い
• レンジ内では使わない
• ネックラインは手法ではなくあくまでライン
• ネックラインの逆ブレイクに注意

ホリデイ田中

重要な点を抑えて使いこなせるようになっていきましょう！